ゼニカル(オルリファスト)とリポドリン比較|用途が全く違う

ゼニカルとは?

ゼニカルはスイスのロシュが開発したオルリスタットを主成分とする脂肪吸収抑制剤です。

 

ゼニカルのジェネリックにオルリファストがありますが、効果効能は同じです。ジェネリックなので価格が安く、個人輸入ではゼニカルより人気となっています。

 

ゼニカル(オルリファスト)は、摂取した脂肪を消化器官で吸収可能な小さな分子量の遊離脂肪酸やモノグリセリドへ分解消化する消化酵素リパーゼに作用する事で、脂肪の分解消化を阻害し脂肪を未消化のまま便として排泄する効果があります。

 

ゼニカル(オルリファスト)の主成分オルリスタットは、脳の神経中枢には全く作用する事無く、医薬成分のほとんどが消化器官で作用し、脳や主要な臓器に医薬成分が蓄積される事無く数日で約98%が排出される安全性の高い高度肥満症の治療薬です。

 

リポドリンとの違いは?

リポドリンは、「麻黄」に含まれているエフェドリンを主成分としたダイエットサプリです。「食欲抑制」と「発汗作用」を主なダイエット効果としています。

 

ゼニカル(オルリファスト)との比較は以下の通りです。

 

名前 ゼニカル(オルリファスト) リポドリン
効果 脂肪排出

食欲抑制
発汗作用

向いている人

・食べるのを我慢したくない人
・油っこい食べ物が好きな人

・食欲を減らしたい人
・運動をして痩せたい人

 

ゼニカル(オルリファスト)は「脂肪排出」がメイン効果なので、食べるのを我慢せずに痩せることができると言われています。確かに、脂っこいものばかり食べて太っている人は、ゼニカルを飲むことで普段の食事の脂肪分が排出され、結果的に摂取カロリーが落ちます。

 

それだけ見ると理想的な方法に見えますが、落とし穴もあります。というのも、脂肪にしか作用しないので、白米やうどん、そば、パンなどの炭水化物には全く効果がないのです。

 

炭水化物もハイカロリーで太る原因になります。したがって、ゼニカルを飲んだからと言って、食べても太らないというわけではありません。ゼニカルを使用する場合は、炭水化物(糖質)抜きダイエットはしっかりと実践しなければいけません。

 

一方、リポドリンは食欲そのものを軽減できるため、脂質・炭水化物に限らず摂取を減らすことができます。「食べないのはつらい」と思うかもしれませんが、そもそも食欲が減るのでストレス的にはリポドリンの方が少ないかもしれません。

 

ゼニカルとリポドリンの併用はアリ?

「ゼニカルとリポドリンの両方を使えば、より早く痩せるのでは?」

 

こんな風に考える人もいるかもしれません。確かに、両者の効果は違ってくるので、両方のいいところを取れればより速くダイエットができそうです。

 

しかし、ゼニカルとリポドリンの併用は避けたほうがいいでしょう。

 

なぜかというと、副作用が両方ともふりかかってくるからです。

 

ゼニカル副作用

・排便のコントロールができなくなる
・ビタミンなどの栄養素が排出される

リポドリン副作用 ・血圧上昇、動悸など

 

どちらの方法にもリスクがあるので、両方を飲むとリスクも2倍になります。運動や食事制限とそれぞれの方法をかけあわせるのは構いませんが、ゼニカルとリポドリンの両方を飲むというのは体が耐えられない可能性の方が高いです。必ず、どちらか1つのみに絞ったほうがよいでしょう。

 

まとめ

ゼニカル(オルリファスト)は食べた脂肪分を排出してくれるダイエット医薬品となります。そのため、脂っこいものが好きで、そのせいで太っている場合は効果が大きいでしょう。ただ、炭水化物に関しては効果がないので、白米やパンをたくさん食べてしまう場合は効果が薄れ、なかなか体重が落ちない状況になります。

 

一方、リポドリンは食欲そのものが減るので、カロリー減になりダイエット効果が出てきます。食べるという行為そのものが好きならゼニカルの方が良いかもしれませんが、食事を減らしてしっかり痩せたいならリポドリンを選んだ方が無難でしょう。